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Sea Hunter



「海の狼」「海のギャング」と言えば皆さんは何を思い起こされるでしょうか。サメなどの大型で獰猛な種族を連想される方もおられると思いますが、実はこれは「シャチ」の事なのです。
さてブログ参加3回目となる自称トレジャーハンターの今回の話題は、海の生き物の中では最もお気に入りの「シャチ」です。


御存知の通り、シャチは、モノクロのツートンカラーで流線型のボディを持っていて、それは水の抵抗がほとんどないと言われており、身体はサメなどの魚類とは違って、ゴムマリのような弾力のある、体長平均9mにもなる水棲の大型哺乳類です。見ていると無駄のない美しい身体で、勇壮な泳ぎする彼らは、実は通り名からは想像もつかないほどの、賢く社会性の強い生き物なのです。

シャチは哺乳類の特性である群れを作ります。年配から子供まで、常に団体で行動し、水棲哺乳類独特の超音波を発生させてコミュニケーションを取り、1匹ではできない頭脳プレーの捕食活動を行うことで有名な生物です。
南極での狩の様子を少し御紹介します。

流氷の上に何かの影を認めると、まずは3匹くらいで流氷の近くで身体を目の辺りまで持ち上げます。氷の上にいる獲物がなにか、固体認識をしているのだそうです。影が小さなペンギンだったり、手に負えそうにない大きなアザラシだったりすると、あっさりとあきらめてしまいます。彼らが好んで狙う獲物は、体長が2~3m、性質の大人しい種類のアザラシです。
流氷の上で休んでいる格好の獲物を見つけると、次に流氷を割って小さくするという行動に出ます。体の大きなシャチが4頭くらい並んで、超音波で確かめ合いながら、一斉に流氷に向かって泳ぎ出します。まるでシンクロを見ているように、一糸乱れず行動し、申し合わせたように流氷の手前で水中に深く潜ります。するとその勢いで出来た大きな波が一気に流氷に押し寄せ、更にその行動を繰り返すことにより、どんどん氷が割れてしまい、最後にはアザラシはなすすべもなく、海の中に滑り落ちてしまうのです。
必死で逃走を図るアザラシを、今度は水中で待機していたシャチが泡を吐いて、アザラシの周りに煙幕をはります。鋭い歯を持つアザラシに噛み付かれると大変なことになるからです。波を送り、煙幕で翻弄する頭脳プレーに、アザラシはとうとう疲れきってしまい、最期にはあっさりとシャチの餌食になってしまうというわけです。
シャチの面白いところは、一頭一頭には十分に力があるにも関わらず、決して力任せの狩をしないということです。それぞれが各自のポジションをしっかりと守って、役割をきちんと果たすことにより、無理をせず確実に獲物を手に入れる方法を選択しているのです。また社会を形成する事により、若くて未熟なシャチは年配のシャチから狩の方法を学び、年配のシャチもしっかりと獲物にありつけるという仕組みを持つ、非常に高度で確実な狩の方法を身につけている知能の高い動物なのです。


 シャチの行動から考えると、今世界中で戦争と戦争のうわさが飛び交っていますが、同じ人類として考察するときに、国々が争うことをせず、地球人類としてのチームワークが組めていたら、地球的規模の大災害(地震や干ばつなどによる食糧危機や経済危機状態)が襲ってきても、それらを乗り越えるひとつの方法になるのではないかなと思いました。


地球は宇宙の摂理に従って、その環境を徐々に変化させてきました。地球上で生息している以上、その影響を避けて通ることは決してできません。しかしいずれ地球は太陽が終末を迎えて膨張するときに、水星・金星と共に太陽に飲み込まれて、破壊・消滅の道を辿ると言われています。

人はシャチよりも高度な知能を備えているのですから、遠くない未来に、本当の意味で地球がひとつになり、国家同士の軋轢を乗り越えて、人類が生き延びる方法を模索してくれていることを祈らずにはいられません。


本社 設計 自称トレジャーハンター



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